大腸内視鏡検査の一連の流れって?知っておいたほうがいいことまとめ
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大腸内視鏡検査前の過ごし方(前日・当日)
大腸内視鏡検査を受ける際には、さまざまな注意事項があります。
前日には腸をきれいにしておく必要があるため、検査前日の食事は軽いものにしておいたり、就寝前に下剤を服用しておいたりする必要がありますが、その人の調子によって固形物をあまり食べないようにするなど調整します。医師と相談し、当日楽に検査ができるようにしておきましょう。
また、当日はさらに下剤を飲んで腸の中をからっぽにします。前日までの食事を軽いものにしておくと、当日の下剤も半分ほどで済むことがあります。
大腸内視鏡検査の流れとかかる時間
大腸内視鏡検査にかかる時間は15分前後。さほど長い時間ではありませんが、下剤を飲むなどの事前の処置に時間がかかります。検査当日は2リットルほどの下剤(腸洗浄液)を1時間ほどかけてゆっくりと飲み、検査を受けます。
腸をからっぽにしたらいよいよ大腸内視鏡検査ですが、まずは曲がりくねっている大腸を伸ばすために空気を注入し、内視鏡を挿入するという流れです。
病院によってすぐに帰宅できるところもありますが、検査後は1時間ほど横になって休んでから帰宅します。腸の動きをストップさせているため、しばらくは食事をしないように告げられますので注意しましょう。
大腸内視鏡検査後の食事や副作用に注意
大腸内視鏡検査では、腸がからっぽになった状態で、よりスムーズに検査ができるよう腸の動きを止める薬を使っています。そのため、検査後にすぐ食事することはできません。個人差はありますが、検査後は約1時間ほど食事をしないようにしなくてはなりません。
また、空気を注入して検査をしていることから、検査後には徐々に空気が出ていきますが、おなかの痛みや張りが強くなる場合には医師に相談しましょう。
大量の下剤を飲んだことで脱水が起こったり、薬による副作用が起こったりする可能性があります。その際には必ずすぐに医師に相談し、診察を受けましょう。